2019.4.1【米SEC ビットコインETFの可否判断を 5月以降に延期】

2019-04-01 08:33[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨
BTC
ETH
XRP
LTC
BCH*
価格
452,564
15,682
34.3
6,738
18,659
先週金曜日対比
+2.4%
+1.6%
+0.2%
▼0.5%
▼0.9%

Review

年初来高値46万円が視野に

週末のBTC相場は堅調な展開。44万円台で底堅いが上値の重い展開を続けていたが、前週からメンテナンスが長引き不安が広がっていた交換所コインベネがハッキング被害を否定したことなどもあり45万円台へ上昇。BREXITでEUと英政府の合意案の3度目の投票が否決され、これにより合意なき離脱か長期延期かの2択となったことBakktの取締役メンバーが公表されソフトバンク・IBM・シスコ・ICE幹部など錚々たるメンバーだったことも好感され45万円台半ばまで上昇、いよいよ年初来高値トライかと思われたが、SECが3月29日期限だったBitwise申請分を5月16日、同4月6日だったVanEck分を5月21日それぞれ延期し、また韓国の大手交換所BithumbがハッキングされEOSやXRPに被害との報道もあり上値を重くするも、影響は限定的だった。

Outlook

悪材料はほぼ無視

本日のBTC相場は引き続き堅調な推移か。今回の上昇は、きっかけはハッキングの疑いが晴れたり様々だが、背景にあるものは金商法提出から続く一連の本邦市場でのイメージの回復だと考える。注目すべきは、ETF審査延期やBithumbのハッキング被害に市場はあまり反応を見せなかったことだ。昨年8月に同じVanEck分のETFが延期された際にはその場で5万円近く下落していた。市場の雰囲気が好転したと判断すべきだが、まだ気が早いがネガティブ材料を無視する傾向が続くと期待先行で叩き落される可能性があり若干警戒が必要か。

FXcoin Daily Report 2019.04.01.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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