2019.4.5【SECのガイドライン、XRPの証券問題の最終解決に至らず?】

2019-04-05 08:35[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン リップル


通貨
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前日比
▼7.7%
▼9.2%
▼8.4%
▼8.5%
▼11.0%
水曜日対比
+2.6%
▼1.4%
▼3.4%
+16.9%
+32.6%

Review

SECのガイドライン

昨日のBTC相場は上昇後、60万円トライに失敗し反落する展開となった。本邦仮想通貨業界の雪解けムードもあり大きくショートカバーした後、半値押しとなる51万円台に値を下げていたBTC相場だが、Quoineがビットメインなどから10億円の出資を受けた際の時価評価が10億ドルだったことが判明、CNBCコメンテーター、ブライアンケリー強気のコメント、アルトコインの続伸もあり57万円をトライするも反落する。しかし、SECが仮想通貨ビジネスに初のノーアクションレターを出し、ヒンマン氏が長らく待たれていた証券該当性のガイドラインを発表すると57万円の高値をぬけ60万円近辺まで上昇。しかし、この水準で上値を重くすると、同ガイダンスが明確でなく証券化問題の決着に繋がらないとの見方もありXRPなどが反落、BTC相場も53万円台に反落した。

Outlook

60万円トライに失敗

本日のBTC相場は下値を固める展開を予想する。55万円程度とした上値の目途は若干ずれてしまったが、水曜日のトピックで予想した通りの反落を見せた。SECガイドラインがあまり明確でなかったことが失望を招いた側面もあるが、BlackRockがオルタナティブ投資を増やすことを買い材料にするなど60万円をトライする理由もやや強引だった。60万円から上は昨年半年以上サポートとなった水準で強いレジスタンスとなる。現状の材料程度では上抜けは難しいか。

FXcoin Daily Report 2019.04.05.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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