2018.8.22 【Bakkt報道で69万円割るも、切り返す。】

2018-08-22 08:21[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産

【Bakkt報道で69万円割るも、切り返す。】


Review

71万円台に戻すも頭が重い

昨日のBTC相場は下に往って来いの展開。朝方、BakktのCEOが11月開始予定のBTC現物受渡の翌日物先物市場においてレバレッジ取引を認めない方針を示すと69万円割れまで急落。その水準で下げ止まると、Coindeskが先週のラスべガスでのイベントでアップルの共同創業者ウォズニアック氏がブロックチェーンスタートアップに初めて参加するとインタビューで答えていたことを報道すると徐々に値を戻すも71万円台では頭の重い値動きに戻った。ソフトバンクに続きテンセントもビットメインのIPO参加を否定したことも重しになったか。商用利用が減っているとの報道から応援団とされるロジャー・バー氏への信認のコメントに疑義が付き始めたBCHだが、今のところ影響は限定的となっている。

Outlook

23日のイベント控え様子見か

本日のBTC相場はイベントを控えた様子見姿勢から現水準での揉み合いか。昨日はBakkt報道を嫌気して急落したが、そもそも翌日に現物決済する市場はレバレッジ取引には向かないとの冷静な見方が上回ったか元の水準に戻している。一方でエマージング危機の飛び火が懸念された中国市場では上海株・人民元とも戻している。いよいよ23日にProSharesのETF承認期限を控え、本日は様子見か。同日はアメリカの追加関税発行日であり米中次官級協議の最終日でもある。またジャクソンホール会議初日で中銀関係者からの発言にも注意したい。

FXcoin Daily Report 2018.08.22.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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