2019.4.17【58万円台に反発。ノートルダム寺院再建募金も影響?】

2019-04-17 08:29[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン ビットコインキャッシュ


通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 581,444 18,725 36.4 35,925 9,163
前日比 +3.5% +3.7% +1.8% +2.8% +4.2%


Review

Binanceショック乗り越える

昨日のBTC相場は、Binanceショックで下落するも反発、いわゆる下に往って来いの展開となった。BinanceのBSV上場廃止はShapeshiftやBlockchain Walletもサポートを停止、クラーケンも廃止を検討するなど広がりを見せたていた。当初はBSVが下落し、BCHが上昇する動きだったが、交換所による恣意的とも思える扱いを嫌気してか、BTC相場も55万円に下落した。しかし、その水準で底堅さを確認すると、OKexは上場廃止しないと方針が伝わり、またSBIバーチャルカレンシーがBCHの上場廃止を発表で下げていたBCHが反発するとBTCも反発に転じ58万円台へ急騰した。折しもBlockShowがBTC・ETHでのノートルダム寺院再建募金を呼び掛けた頃合いであり、何らかのきっかけを与えた可能性はあるか。

Outlook

地合いは好転

本日のBTC相場は高値圏での揉み合いを予想する。BSV排斥運動自体はOKexの不参加で落ち着きを見せた。交換所間の競争原理が働いた結果で歓迎したいが、今回の動きは禍根を残したのも事実。SBIのBCH取扱廃止も同じ流れで見る報道もあるが、昨日ご紹介の通り日本の廃止手続きは短期間で行える様な容易なものではない。ただBCH切り返しを見ると地合いは相当底堅いか。交換業参入を延期したマネーフォワード株が下落していたが、交換業参入がネガティブ視された時期もあり、地合いは好転している。まだ上値は重そうだが、下値も堅いか。

FXcoin Daily Report 2019.04.17.pdf


松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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