2019.4.18【高値圏での揉み合い続くが、IEOに絡む危うい動きも。】

2019-04-18 08:30[ 松田康生

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通貨
BTC
ETH
XRP
BCH
LTC
価格
584,792
18,748
38.0
34,960
8,938
前日比
+0.6%
+0.3%
+4.2%
▼2.4%
▼1.9%

 

Review

IEO熱続く

昨日のBTC相場は高値圏での揉み合いとなった。SBIバーチャルカレンシーの取扱廃止で下げていたBCHの反発やノートルダム寺院の再建募金などもあり58万円台に乗せたBTC相場だが、59万円を前に上値の重い展開となった。BSVとBCHを巡る論争は未だに続いている模様だが、BSV排斥の動きが一部に止まり、一方でクレイグ氏側からも極端な行動も見られていない事から相場自体には買い安心感が戻りつつある。昨日は中国系交換所のGate ioの取引所コインのICOがトークンセール期待で人気が高かったことやコインベースが南米中心に11か国で仮想通貨サービスを開始するといった報道もあり59万円をトライするも失敗。しかし、押し目も限定的で上値の目途を探る展開が続いている。一方、Coinpostでブラジルレアル建て取引の急増が伝えられており、話題となっている。

Outlook

高値警戒感

本日のBTC相場は高値圏での揉み合いを予想する。BSVを巡るBinanceショックは55万円台での下値の堅さを確認する格好となり、市場はレンジの上限を再び確認する動きとなっている。今回のBSVは複数の交換所で取扱われているから問題は少なかったが、最近流行りのIEOで売り出されたトークン等では交換所の翻意は致命的となる。そうしたリスクを孕むIEOだが、その為の取引所トークンの人気にまで過熱感が見られており若干心配だ。相場自体の地合いは良く、月末にかけてもう一段の上値余地を探る展開が予想されるが、そろそろ反落に気を付けた方が良さそうだ。

FXcoin Daily Report 2019.04.18.pdf




松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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