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速報:ビットコイン、一時63万円へ急騰。やはりショートカバー到来、上値の目途は?

2019-04-23 15:03[ 松田康生

トピック 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン



本日、13時過ぎ、BTC価格は一時63万円台へ急騰した。今朝のDailyでは、60万円台に乗せた背景としてノートルダム寺院再建募金Bakktのカストディー申請、更にG20の規制議論などを挙げたが、その時点では60万円をバックに積み上がっていたショートポジションの解消はまだ進んでいないと指摘していた。具体的には米ドル建てで5500ドルの地点で、4月10日と今朝方の2回跳ね返されていたが、CFTCのジャンカルロ委員長のBakkt承認遅延理由のヒントが伝わるにつけ、この水準をブレークした形。今回のショートカバーでBitMEXのショートポジションが13000BTCロスカットされている。一方、4月に入ってテザーの発行時価総額(≒発行量)が6億ドル増加している点を不安視する声も聞かれるが、仮想通貨市場全体の出来高も増加しており、投資家マインドの好転に裏付けられていると考える。



一方で、レバレッジ倍率の低いBitfinex等では寧ろショートが積み増されており、まだショートカバーの材料は燻ぶっており、まだ上値が固まったと判断するのは時期尚早だ。しかし、4月5日のWeeklyでご紹介した出来高からの予想そのままの展開に驚いているが、60万円台でサポートされていた昨年9月5日から11月11日までのBTCの出来高2780億ドルを50万円台に急騰した翌日4月3日からの出来高が越したところで60万円台に乗せてきた。その際にご紹介した通り、次の60-70万円のレンジを抜ける目安として2月5日から11月11日までの出来高14780億ドルをこなす必要があると考えており、ここから先の上値は相当重たいものと考えている。上値の目途は昨年6月の安値65万円近辺か。




松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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