2019.5.13【週末に1000ドル以上上昇、ビットコインに何が起こった?】

2019-05-13 08:32[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 669,743 18,631 32.7 31,468 8,149
先週金曜日対比
+3.3% ▼0.4% ▼1.0% +0.5% ▼0.7%


Review

アジア時間主導

週末のBTC相場は急上昇。レジスタンスと見られていた6000ドル水準を超えるとショートカバーを誘発し7000ドル水準まで急騰を見せた。テザー問題やハッキング問題と言ったネガティブな材料にもかかわらず堅調さを見せていたBTC相場は新たな仮想通貨ETF申請やSECのヘスター委員の発言もあり堅調に推移、6000ドル(66万円)水準を上抜けると70万円近辺まで上昇。土曜日には、BTCの上昇について行けなかったアルトコインが上昇、またこのところショートが増えていたBitfinexでスクィーズが起こると75万円近辺まで上昇した。その後、75万円近辺でみ合うも、アジア時間に入ると本邦交換所の証拠金取引で現物価格との乖離が発生すると現物価格も86万円まで値を飛ばすも76万円へ反落。再び上値をトライするも7000ドルの壁は厚く反落したが、Binanceの入出金再開の報もあり底堅さを見せている

Outlook

寿司プレミアム

本日のBTC相場は上値の重い展開を予想する。弊社では金融緩和に嫌気したBTCへの逃避需要は強いとしつつ昨年のサポートだった60-70万円を突破するには時間がかかると予想していたが、週末にあっさりと上抜けた。同様な見方をしていたショートポジションの巻き戻しを誘発した模様だ。ただ、1日で15%以上上昇した後は3日間ほど調整する傾向があり、本日に関しては上値を重くするか。寿司プレミアムとしてアジア時間の買いの強さを指摘する声もある。一旦調整しても、上昇トレンドは継続すると考えている。

FXcoin Daily Report 2019.05.13.pdf



松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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