2019.5.15【Bitwise分のETF判断延期。VanEck分は?】

2019-05-15 08:30[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン リップル


通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 858,682 22,809 43.6 41,208 9,773
前日比 ▼3.4% +3.2% +21.5% ▼5.2% ▼0.8%


Review

XRPが牽引

昨日のBTC相場は90万円にタッチするも反落、いわゆる上に往って来いの展開となった。Bakktの前進、BitfinexのIEO成功、更に米中貿易戦争激化により米株が今年2番目の下げを見せる中86万円台に乗せたBTC相場だが、CNBCが株式相場と相関の低いBTCがヘッジ資産として台頭したと報じた事もあってか90万円をトライ。話題のカンファレンス、コンセンサスでSEC高官が米国でのIEO販売は違法の疑いがあるとすると反落した。同会合でスタバを含む15社で仮想通貨決済受入と発表されると下げ止まり、CoinbaseのNY州での取扱い開始など好材料が続いたXRPが循環物色もあり急騰、BTCも90万円に乗せた。しかし参議院で仮想通貨税制変更予定はないとされ、bitFlyerで延期されていたレバレッジ倍率引き下げが5/28とされると上値を重くし、米株の反発やSECがBitwiseのETF可否判断を延期が伝わると83万円台まで値を下げている。

Outlook

VanEck分への思惑

本日のBTC相場は上値の重い展開を予想する。引き続き力強い相場展開が続いているが、昨日の上昇局面では出遅れていたXRPの急騰が話題になった。以前もご紹介した様にこうした循環物色はBTC→LTC→BCH→XRP→ETHの順番で起こる傾向があり、そろそろ一巡しても不思議はない。Bitwise分のETF延期が話題となったが、4月の延長時と異なりVanEck分を同時に延期しなかった事が話題となっている。単なる手続きの問題と考えるが余計な期待感が出回った分、再延期となった際には売り材料となるか。


FXcoin Daily Report 2019.05.15.pdf





松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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