2018.8.28【材料難の中、75万円手前で足踏み】

2018-08-28 08:03[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産



通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 744,378 30,839 36.6 58,897 6,435
前日比 +0.3% +1.1% +1.8% +1.7% +1.4%

 

Review

アルトコインが戻す

昨日のBTC相場は小動き。週末に大口投資家のシステム誤発注騒ぎやBlockchain transparency Instituteからの7割の取引所が取引高を水増ししているといった報道で73万円台を付けたが、その後値を戻す展開。Forbesがクレジットカード会社の手数料は高くBTC等に代替されるとの観測記事やRadditの共同創始者アレクシス・オハニアン氏がBTCに強気な見方を示したことなども安心材料となったか。その後は材料難の中、74万円を挟んでの揉み合い推移が続いている。富士通に標準プロトコルに採用されたIOTAが大幅高。これにつられる形でアルトコインは全般的に上昇。この結果、53.7%まで上昇していたドミナンツが少し戻している。

Outlook

悪材料に耐性

本日のBTC相場は引き続き上値余地を探る展開を予想する。昨日は材料難でBTCにしては珍しく非常に狭い範囲の取引となった。アルトコインの戻りに反応しないところを見るに75万円手前には一旦の利食いポイントだったのかもしれない。ただ誤発注や取引高水増しといった悪材料への耐性も強くなっており、そうした売りが一巡すれば再び上値追いの展開となろう。但し、本格的な戻しは9月3日のレイバーデー明けという見方は不変。

FXcoin Daily Report 2018.08.28.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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