コラム

元為替ディーラーの取引備忘録 2018.8.6-2018.8.11

2018-08-13 17:33[ シュレック

元為替ディーラーの取引備忘録 仮想通貨 bitcoin

―先週は散々でしたね。さすがに週末はお休みしました。休むも相場っていうんです。
―軟調な地合いの割には75万円の手前は止まるんですね。いかにも何かいますよといわんばかりに。
―①でも下がるよねと。月曜日にはやや反発したところの78万円台を売りから入ることにしました。
 売ってるんですが弱気な時は売った瞬間市場が買いに見えるんです。すぐに買い戻したくなる衝動を抑えまし
 た。
―②火曜の朝目覚めると76万円台。おー、いいんじゃない。熟睡できてなくても熟睡したときと同じような元気な気分になれます。
―が、しかしすぐに反発をはじめるんですね。やっぱり75万円になにかいるんじゃない?と惑わされます。
―為替のトレードを始めたときはよく先輩方から勝ち癖をつけろと言われてました。勝った金額ではなく勝ち の回数が大事だといわれました。でもやられるときのほうが金額でかいんですけどね。
―③なぜかその言葉が頭をよぎり77万円台で買い戻しました。収益は微々たるものです。
―その後は79万円台まで戻したので良かったと素直に喜びました。
―次の戦略は75万円を割れたら売りに行こうと決めました。
―その時は水曜日の朝早くに訪れました。不覚にも起きったばっかりで相場みてませんでした。ポジション持ってないときは起きてすぐになんて見ませんよね。
―会社に行く途中に気づきました。なんで今かなと思いつつ会社着くまでそわそわしてました。
―④売れたのは73万円台。理屈としては75万が3日間もサポートされたので今度はそこが壁になるだろうとの期待で売りました。
―⑤これは精神的苦痛もそこそこで71万円台と70万円台で利食わせてもらいました。ちょっと弱気な利食いですけどね。
―でこれで終われば少し持ちこたえたかなだったんですが、続きがあります。書きたくないですけど。
―⑥また売りで攻めようと戻りの70万円台を売ります。でも地合いはまだ買いっけなんですよね。
―もしかしたら底付けた?なんて嫌な想像してました。
―⑦想像が現実化してしまって71万円台後半で倍返ししてしまいました。そんなことして過去に数回しかうまくいったことないのに。
―⑧なぜかこのロングのポジションは73万円台にのせても持ってました。これは化けるかもと思って欲がでました。
―⑨結局土曜の明け方強制的に69万円台で投げさせられてさみしい週末となりました。

シュレック

外資系金融機関においてキャリア30年以上の元為替ディーラー。為替で培った経験をどこまで仮想通貨取引に生かせるか模索中。“今日の相場は難しい”が口癖。

アーカイブ