2019.7.4【ビットコイン反発。今回のディップが浅かった理由。】

2019-07-04 08:42[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 1,223,292 31,687 43.1 12,831 44,438
前日比 +5.9% +1.4% +0.3% +0.6% +1.7%


Review

半値戻し超える

昨日のBTC相場は大幅反発。105万円で反発すると120万円台まで急反発、今回の反落の半値戻しとなる127万円を前に上値を重くしたが、今朝方その水準も上抜けている。米中貿易戦争の一時停戦や香港デモ沈静化で香港株も上昇に転じた事もあり1万ドルを割り込んだBTC相場だが、国内大手交換所の口座開設再開なども好感され、今回のピークから3割押した105万円で切り返した。Bitfinexがテザー社に返済した事やECB総裁に推進派のラガルドIMF専務理事が内定したことなども好感されたか120万円近辺まで急騰したが、全米各地でリブラに中止を求める声が広がり、日本でも麻生大臣が対応を詰めるとしたことや英当局が個人向けデリバ販売を規制するとしたことなども嫌気され上値を重くした。しかし、米利下げ期待から米株が最高値を更新、米10年債もクリアに2%を下回ると底堅く推移、香港の立法府乱入後の警察会見に録画疑惑が出回ったこともあり値を上げている。

Outlook

香港問題再浮上

本日のBTC相場は底堅い値動きを予想する。昨日ご紹介した通り、反落はピークか3-4割下落する傾向があることからまだ下があると予想したが、今回は3割下落で反発した。香港警察高官が立法府乱入を非難するスピーチの映像で腕時計の時間が乱入前であったとSNSで拡散されたことで情勢は混とんしたことも影響したか。こうした反落がパターン化しているとの分析も出回ったことも底が浅かった一因になったと考える。米利下げ観測も買い材料の一つだが、本日は米国休日で株・債券・為替ともに動き難い傾向があり、そうした買いも限定的か。

FXcoin Daily Report 2019.07.04.pdf

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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