マトリクス投資法によるテクニカル分析

2019-07-11 15:36[ 大西知生

大西知生のテクニカル分析 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン

< 要 旨 >

相場は典型的なエリオット波動の上昇5波動構成を形成しつつある。現状は第5波を形成しつつある。方向性を示す一目均衡表の基準も上向きを維持しており基調は強い。
ボリンジャーバンドの形状から1カ月余りの調整が必要だが、来月より改めて上昇トレンドを形成し、年内に史上最高値である220万円台をうかがう動きとなろう。

【個別ツールごとの分析】

① パターンフォーメーション

相場は典型的なエリオット波動の上昇5波動構成を形成しつつある。④波の下押しも(1,050,33)しっかり①波の終点(991,854)でサポートしており、今は⑤波を形成しつつある。年内に史上最高値である220万円台をうかがう動きを示唆している。

② 移動平均線

ゴールデンクロスを示現したままの状態であるため、買いシグナルが続いている。一度下向きとなっていた21日移動平均線が上向きとなっており基調は強い。

③ 一目均衡表

相場の方向性を示す基準線が2月以降上向きを維持している。(今月初の急落でも下向きとはならなかった。)上昇基調が強い。”雲”も厚みがあり底堅い推移を示唆している。

④ ボリンジャーバンド

バンド幅が収斂傾向を示しているため、今回の上昇相場はいったん終了したことを示唆している。ただし反落時においてもMidバンドがサポートとして機能しており下降トレンドに転じる可能性は低い。

⑤ RSI

67.1やや買われすぎ水準。先月下旬は90台を越えて相場が過熱していたが、今は方向性がない。

【 まとめ 】




大西知生 (おおにしともお)

FXcoin株式会社 代表取締役社長

慶應義塾⼤学経済学部  東京銀⾏(本部、フランクフルト支店)、ドレスナー銀⾏、JP モルガン銀⾏、モルガンスタンレー証券、ドイツ銀⾏グループを経て、2018 年1 ⽉より現職。2017 年まで東京外国為替市場委員会副議⻑、同Code of Conduct ⼩委員会委員⻑。 「J-MONEY」誌において2017 年テクニカル分析ディーラー・ランキング第1 位。 著書に「FX 取引の王道 − 外貨資産運⽤のセオリー」(⽇本経済出版社) 経済学博士

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