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2019.7.26【反発するも上値が重かったビットコイン。ここからどうなる?】

2019-07-26 08:30[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨 BTC ETH XRP LTC BCH
価格 1,073,958 23,836 34.1 10,128 32,484
前日比 +2.5% +2.1% +0.0% ▼0.5% +0.0%


Review

バフェットとのランチは延期?中止?

昨日のBTC相場は小反発。103万円台で反発を見せ、ここ数日の下降チャネルからの上抜けを印象付けたが、110万円近辺では上値の重さ見せつけた。VISA CEOの梯子外し、米上院公聴会、更にムニューシン財務長官の強いドルとBTCを買うつもりは無いとした発言なども嫌気され103万円台まで下落していたBTC相場だが、FB社のザッカーバーグ氏CEOがリブラに関するすべての懸念に対処するとコメントすると値を戻し始め北朝鮮のミサイル発射も影響したか110万円まで反発を見せた。STOに絡むETHの買いやが主導したとの指摘も見られた。注目を集めたバフェット・ランチを病気を理由に延期したTRON創設者のサン氏が過剰宣伝だったと「当局」に中国語で謝罪すると上値を重くしたが、注目のECBでフォワードガイダンスを下方修正、利下げに前向きな姿勢を見せるもリセッションのリスクは低いとしたことが金利上昇・金価格下落を呼び、BTCも値を下げている。

Outlook

通貨「冷戦」

本日のBTC相場は底堅い展開を予想する。5日ぶりに反発を見せたBTC相場だが、上値を重くしたのはバフェット・ランチが延期でなく中止の可能性が出た事とECBドラギ総裁の強弱まちまちなコメントだ。後者の真意について為替・株・債券市場とも解釈に苦しんでいる。製造業を中心に大規模な緩和が必要としつつ不況入りを否定している。PIMCOのヨアヒム・フェルズアドバイザーは米国は通貨「冷戦」に勝利する可能性が高いとしたが、ECBが対抗策に出たという解釈も可能。「冷戦」が激化すれば高騰しても誰も困らないBTCには追い風となろう。

FXcoin Daily Report 2019.07.26.pdf





松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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