• TOP>
  • マーケット情報>
  • 2019.8.2【ビットコイン続伸。遂に仮想通貨市場が雇用統計を注目か?】

2019.8.2【ビットコイン続伸。遂に仮想通貨市場が雇用統計を注目か?】

2019-08-02 08:32[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨 BTC ETH XRP LTC BCH
価格 1,118,142 23,370 34.2 10,629 35,050
前日比 +2.4% +0.5% ▼0.1% +0.5% +0.6%


Review

催促相場開始

昨日のBTC相場は堅調な推移。1万ドル台に乗せ、足場を固めると、更に上値を試す展開となっている。米公聴会を無難に通過した事、北朝鮮のミサイル発射、LedgerXの現物渡BTC先物ローンチの報もあり1万ドル台(日本円で107-109万円)に乗せたBTC相場だが、米FOMCでの利下げ幅が25bpに止まった事、パウエルFRB議長が今回の利下げは予防的で単発だとした事も有り一旦は上値を重くした。しかし、トランプ大統領がすぐさま利下げ幅に不満を表明、他市場も追加緩和を試しに行く展開となった。まず、利下げ幅が不十分としてドル買いになっていた為替が金利低下を先取りしてドル売りに転じると、金価格が急騰、更に米ISMが3年ぶりの低水準となった事を受け米10年債金利が2%を割り込むとBTCもじりじりと値を上げ始め米大統領が対中輸入の残り3000憶ドル分に10%関税を課すとしたことで米株も急落、再度のミサイル発射もあり112万円台まで上昇した。

Outlook

議長の覚悟を試す展開

本日のBTC相場も引き続き底堅い展開を予想する。長期の緩和サイクルの始まりは見ていないと追加緩和に否定的な姿勢を示したパウエル議長だが、さっそく市場からその覚悟を試される展開となった。米10年債金利は1.87%まで下がり、9月の利下げ織り込みは一晩にして6割台から9割台まで反発した。議長は米中貿易摩擦をリスク要因としたが、さっそく大統領は交渉のテーブルをひっくり返し始めた。こうした中、BTCも堅調な推移を続けよう。但し、雇用は強いので今晩の雇用統計の数字によっては若干の押しに注意が必要か。

FXcoin Daily Report 2019.08.02.pdf





松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

アーカイブ