Facebookのリブラ(Libra)が開発を延期する可能性

2019-08-05 10:19[ しょうたのすけ

現役大学生の暗号資産(仮想通貨)取引奮闘記 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン リブラ



こんにちは!

長いテスト期間を乗り越えてようやく夏休みに入ることができました!テスト期間は勉強のために様々な制約の中での誘惑はいつも以上に感じます。しかし、テストが終わってしまうとその誘惑は噓のようにどこかに消えてしまいます。テスト期間中は漫画がすごく面白く感じるのに、テストが終わりその行為が許された瞬間に漫画がそこまで面白くなく感じるといった感じです。
人間は禁止されるとどこかそれを行ってみたくなってしまうのかもしれません。それをうまく何かに活かせればなんてぼんやりと考えていました。

さて、本題に入りましょう!

前週はそれまでの下落相場とは様相が変わり、一週間かけてじわじわと相場が回復した週となりました。一時100万円を割ってしまったBTCも116万円まで回復しています。他の通貨も軒並みBTCに引っ張られたせいか上昇を続け、順調に回復しています。反発の理由としてはBakktの親企業ICEのトップが、現物決済ビットコイン先物が近いうちにスタートすると決算説明会で報告したことなどもありますが、総じて値ごろ感からの買いが入ったのだと見ています。

ここからは今週の気になったニュースです!

「Facebook社がLibraの延期を示唆」(CNBC 7/29)
内容は以下。
  • Facebook社が四半期レポートで予定通り進まないことを示唆。
  • 同社は米国や他の国の当局者や法律家からの批判にあっている。
  • 同社は各国当局者たちと協調しながらLibraの発行を目指すことを表明している。

現在議論の渦中にあるFacebook社が同社を中心とするコンソーシアムが発行する仮想通貨Libraについて、弱気な姿勢を見せました。Libraは6月にホワイトペーパーでその内容が公開されて以来、米国の当局者などを中心に大きな反響や非難を生み出してきました。先月は上下院での公聴会で取り上げられ、ついにはG7の議長総括でも取り上げられたほどです。

これまでFacebook社はLibraは「銀行口座を持たずに利用できる通貨」となることを目指しておりドルやユーロなどの法定通貨と競合するものではない、という立場をとってきました。しかし、予想以上に厳しい各国規制当局からの反応にスタンスをやや後退させたように見えます。

僕自身はLibraは仮想通貨の弱点であるといわれていた、「信用の裏付け」、「急激な価格変動」について、保有現金を裏付けとしたうえで通貨バスケットを採用することでそれらの弱点を補っており良くできていると考えています。もちろんLibraがドルやユーロ、そして円などの法定通貨にとって代わるとは考えていませんが、自国通貨に信用がない一部の国の国民はLibraを積極的に使用するかもしれません。また、世界の経済はドルを基軸通貨とする通貨体制となっていますが一部がLibraに代わるかもしれません。

今回のLibra騒動は規制の少ないIT分野で急速に成長してきたFacebook社がさらなる成長を目指して金融の分野への進出を試みたところ、その分野は規制の塊で予想だにしなかった高い壁をつきつけられ、たじろいでいるように見えます。

今後、Facebook社がこの高い壁を乗り越えていくのか、それとも規制に辟易して金融分野への参入をあきらめるのか、今の時点ではわかりません。しかし、ヒト・モノ・カネ、そして情報が簡単に国境を越えてやり取りされる現代において、国家や当局者がそれらを管理監督することは難しくなると考えられます。Facebook社があきらめたとしても、第2、第3のLibraがでてくるのではないでしょうか。

「新経済連盟が暗号資産に関する要望書を提出」(新経済連盟 7/30)
内容は以下。
  • ブロックチェーンと暗号資産に関する要望を金融担当大臣ほか関係大臣宛てに提出。
  • ブロックチェーンについては各行政分野での活用を提言。
  • 暗号資産についてはイノベーションを阻害しない規制の内容とすべきことを要望。

暗号資産(仮想通貨)関連では、セキュリティトークン(投資型ICO,STO)、カストディ、ステーブルコイン、そして税制について具体的な提言があります。

個人的には、ブロックチェーンに関する提言の冒頭に書かれている「世界に乗り遅れない」ではなく「世界のトップランナーを目指す」という言葉が印象的でした。日本は世界に先駆けて仮想通貨の法律である改正資金決済法をつくったのに、仮想通貨流出事件が何度も起こったことなどからイノベーションより規制が先行する状況とならざるをえなかったのは残念です。ただし、今からでも遅くはないので、ブロックチェーンや仮想通貨取引において日本が世界のリーダーになることを願っています。

今週はここまでです。来週もお願いします!

しょうたのすけ

都内の大学に通う文系男子大学生。物心つく前から外貨資産投資を始め、現在もその含み損をかかえている。今は仮想通貨で一山当てて、来年の旅行の足しにするつもり

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金融庁のホームページには以下の留意事項が掲載されています。
暗号資産交換業者登録一覧 
https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf

  • 本一覧に記載した暗号資産は、取り扱う暗号資産交換業者に説明を求め、資金決済法上の定義を満たしていることが確認されたものにすぎません。
  • 本一覧に記載した暗号資産は、金融庁・財務局がその価値を保証したり、推奨するものではありません。暗号資産は、必ずしも裏付けとなる資産があるわけではなく、財産的価値を有すると認められた電子データに過ぎないことにご留意ください。
  • 暗号資産の取引を行う際には、以下の注意点にご留意ください。

暗号資産を利用する際の注意点
https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/04.pdf

  • 暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。インターネット上でやりとりされる電子データです。
  • 暗号資産は、価格が変動することがあります。暗号資産の価格が急落し、損をする可能性があります。
  • 暗号資産交換業者(※)は金融庁・財務局への登録が必要です。利用する際は登録を受けた事業者か金融庁・財務局のホームページで確認してください。
    (※)暗号資産と法定通貨の交換や、暗号資産同士の交換を行うサービスを提供する事業者、暗号資産の管理を行う事業者など
  • 暗号資産の取引を行う場合、事業者が金融庁・財務局から行政処分を受けているか(※)を含め、取引内容やリスク(価格変動リスク、サイバーセキュリティリスク等)について、利用しようとする事業者から説明を受け、十分に理解するようにしてください。
    (※)金融庁・財務局が行った行政処分については、こちらをご覧ください。 https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency02/index.html
  • 暗号資産交換業者の提供するウォレットで暗号資産を管理する際に、パスワードを設定する場合には、IDと同じものや利用者の名前、電話番号、生年月日等の推測が容易なものを避けるほか、他のウェブサイトと同じID・パスワードの組合せを使用しないなどの対策を講じる必要があります。管理する暗号資産が盗まれるおそれがあります。
  • 暗号資産や詐欺的なコインに関する相談が増えています。暗号資産の持つ話題性を利用したり、暗号資産交換業に関する制度改正に便乗したりする詐欺や悪質商法にご注意ください。

取引にあたっての注意事項

  • 取引にあたり手数料が発生することがあります。手数料の詳細については、こちらをご確認ください。
  • 取引ではスプレッドが発生します。スプレッドとは売値(BID)と買値(ASK)の差のことで、レートの変動によって値幅が広がる場合、狭まる場合があります。
  • 暗号資産取引では価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。取引にあたっては、各種約款、契約締結前交付書面やお客さま向けの資料等をよくお読みになり、取引の内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

暗号資産に関するリスクについて

  • 暗号資産は、日本円等の法定通貨とは異なり、国等によりその価値が保証されているものではありません。
  • 暗号資産取引に使用する秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産を利用することができず、その価値を失うことがあります。
  • 暗号資産は、ブロックチェーンその他の記録の仕組みが破たんした場合には、その価値が失われることがあります。
  • 暗号資産の価格が変動することによって損失が発生することがあります。
  • 暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り、代価の弁済のために使用することができます。
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