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2019.8.13【米中、香港、アルゼンチン、ビットコインが反応薄だった訳】

2019-08-13 08:31[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 1,204,195 22,304 31.6 35,021 9,042
先週金曜日対比
▼2.1% ▼3.7% ▼2.3% +0.3% ▼5.3%



Review

米中摩擦激化、アルゼンチン危機

週末のBTC相場は上値の重い展開。12000ドルトライに失敗して失速するも、11000ドル近辺では底堅さも見せている。一時、9月再協議の線で歩み寄りが見られるかと思われた米中対立だが、中国の農産物禁輸に対し米側が華為との取引再開延期し暗雲が漂っていたが、WSJが大統領が中国との合意する準備が出来ていないと9月再協議見送り観測が浮上、中国の中銀関係者からも通貨戦争の長期化が指摘された。こうした中、BTC相場は何度か12000ドル水準をトライするも徐々に上値を重くすると、最後12000ドルタッチにも失敗すると急落。一時、11000ドル近辺まで値を下げたが、中国中銀関係者のデジタル通貨の準備が出来たとする報道やゴールドマンサックスの強気見通しなどもあり切り返したが、VanEck・Bitwise分などのETF判断延期もで下押すも、香港の空港占拠、アルゼンチンペソの暴落などもありやや値を戻している。

Outlook

買い材料にも反応せず

本日のBTC相場は引き続き上値が重いが、揉み合い圏での推移か。この週末は、9月再協議で歩み寄りが見られたかに見られた米中対立の悪化、更に香港の空港占拠と買い材料があった割に上値が重く推移した。更にアルゼンチンの予備選挙で左派候補が勝利したことで株価が4割近く、通貨も3割近く暴落、米長期金利も低下したが、上値を重くした。やはり夏枯れで買いが続かない展開か。一方、ETF延期にもあまり市場は反応せず、通貨安競争も激化、金貨価格も上昇する中、下値も堅い展開が続こう。

FXcoin Daily Report 2019.08.13.pdf




松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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