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2019.9.19【昨晩は反応薄。FOMCのビットコイン相場への影響を再考する】

2019-09-19 08:33[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン


通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 1,105,105 23,047 34.1 35,457 8,510
前日比 ▼0.4% +0.7% +9.0% +0.9% +3.9%


Review

FOMCに反応できず

昨日のBTC相場は横ばい推移。アルトコインの動きが活発化する中、BTCは動意の薄い展開が続いている。MONA coinの急騰から始まりBCHやETHも大きく上昇、XRPがこれに続く中、底堅い推移を見せていたBTC相場だが、ブラックストーンCEOがブロックチェーン企業には投資するがBTCにはしないとした事や独財相がリブラの様な並行通貨は受け入れないとしたことも有り上値を重くした。更に最有力と目されるVanEck分のETF申請を同社が取り下げたこともありじりじりと値を下げた。しかしBitMEXのアーサー・ヘイズCEOが2日前から始まった米短期市場での流動性ひっ迫とFEDの大量資金供給を指し、QE4が近い、BTC2万ドル乗せに備えよとコメント、短期市場の混乱もあり若干上下するも切り返した。FOMCでは予想通り25bpの利下げとなったが、その評価を巡って各市場まちまちな動きを見せる中、BTC相場は反応しきれず消化不良な状態が続いている。

Outlook

FRBに対する不信感

本日のBTC相場は引き続き底堅い展開を予想する。昨日のFOMCは、下げ幅が25bpに止まった事、また年内見通しの中間値が据え置きだった事などもあり、市場は若干失望、株売り・ドル買い・フラットニングで反応した。一方で、3日連続で米短期市場が混乱、FRBが17日には誘導水準維持に失敗した。米大統領の介入を許しながら中途半端な利下げ、更に短期市場の混乱が続き、市場にはFRBに対する不信感が芽生えつつある。これはボディーブローのように逃避需要を呼ぶと考える。本日の日銀も含め、金融緩和がBTCの追い風となろう。

FXcoin Daily Report 2019.09.19.pdf


松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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