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2019.10.02【ビットコイン相場のショートカバーは一服か。次の材料は?】

2019-10-02 09:00[ 松田康生

Daily Report 仮想通貨 暗号資産 ビットコイン ビットコインキャッシュ イーサリアム リップル ライトコイン


通貨 BTC ETH XRP BCH LTC
価格 903,552 19,136 27.1 24,273 6,049
前日比 +1.5% +0.0% ▼1.1% ▼1.0% +0.8%


Review

ショートカバーは一服

昨日のBTC相場は反発するも上値の重い展開。アルトコインの反発にも一服感が見られている。米中貿易摩擦の緩和ムードもあり上値を重くしていたBTC相場だがBinanceの上場廃止リストにIEO銘柄が含まれていたことを嫌気してか前回安値83.5万円付近まで下落。しかし、対中投資制限を嫌気した上海株の下落やXRPの急騰、更にICO絡みのヘッドラインを好感したETHの反発もありBTCも90万円付近に値を戻していた。更に日銀短観の3期連続後退や国慶節に合わせた香港の厳戒態勢を嫌気してか92万円、8500ドルをトライ。200日移動平均線に拒まれると、衝突が始まった香港では警官隊の実弾で負傷者が発生、更に米ISMが47.8と2か月連続の50割れとなりドル急落、米金利が急低下する中、BTCは上値トライするも再び200日移動平均線に戻された。金融庁が仮想通貨を対象にした投信は不適当としたことも若干は影響したか。

Outlook

ISMは2009年6月以来の低水準

本日のBTC相場は引き続き底値を固める展開を予想する。昨日は8500ドルと200日移動平均線に上値を押さえつけられた格好、BitMEXのLS比率はSQに戻っており、ショートカバーも一服したか。欲を言えば9000ドルを上抜けないと反発局面入りとまでは言えないか。香港情勢だけでは材料不足か。ただ、昨日、米ISMが不況下だった2009年6月以来の低水準を付け、米10年債金利は10bp以上低下、10月利下げの織り込みは4割から6割に上昇した。いよいよ米リセッション懸念という最大の材料が動き出しそうだ。

松田康生 (まつだやすお)

シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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